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しなやかな体を作るために

執筆者の写真: SPA FANGOSPA FANGO



「柔軟性を高めることで、さまざまな身体の不調を解決することができる!」

健康に敏感な方は、「そんなのわかってる!!」とおっしゃる方もいらっしゃるでしょう。

PCに向かって前かがみな姿勢をとり続けた結果、肩こりや首痛に悩まされている方もいるでしょう。気付いたら首肩がガチガチになってるってことも。。。

また、年をとってもアクティブに動くためには、柔軟性は必須と考え、色々取り組まれている方もいるかもしれません。

いずれにしても体は硬いより柔らかい方が良いというのは誰もが理解していること。でも、「どうしたら柔らかくなるのよ!」という悩みを抱えている人は多いのではないでしょうか?


私たちの体は賢い!


「私たちの体はとても賢く、 "要求 "していることに順応していきます。つまり、デスクワークでうつむき、前傾姿勢になればなるほど、私たちの体は自然にその姿勢をとるようになるのです。」と家トレ+インフルエンサーから、460万ドルの資金調達を成功させFitOnアプリを創設したトレーナーのBree Koegelさんは説明しています。



この論理は、逆に考えれば柔軟性を高めることにも利用できます。

研究によると、あまり動かず、ストレッチ運動のルーティーンを取り入れなければ、私たちの体はより緊張し、だんだん硬くなっていくそうです。


柔軟性は、健康に生きていくための薬」 ともいわれるほど大切な物。これは何も年齢を重ねてからだけではなく、若い世代やプロアスリートでも、柔軟性は怪我を回避し、強さを維持するために特に重要であると位置づけられており、激しい運動をする人であればあるほど、柔軟性を高めるプログラムを練習に組み入れているのを目にしたことがあります。


私たちの体の賢さを考慮すると、柔軟性も1か月に1回何か集中的に柔軟性を高める運動をしても、それに応えてくれません。

つまり、少しでもいいから毎日取り組むことが、将来の柔軟性を高めるためにとても大切になってくるのです。 

スパファンゴヘルシーエイジング協会のトレーナーを務めてくださっている進藤学さんも常におっしゃっている『続けられる頻度・強度から始める』ということがとっても大事になるというわけです。 


思い立ったが吉日! 自分に始められることは何?


1. 自分の姿勢をチェック


まず、ご自身の姿勢をスマホで撮影してみましょう。その時に、グリッド線上に自分の姿勢を撮影できる無料アプリGrid line - posture analysis (andoroid) というものがあるので利用してみると分かりやすいかもしれません。

ご自身の姿勢が、あごが胸から突き出ていないか、肩が前に丸くなっていないかを注意してチェックしてみてください。

その後、昨年のTERRA小屋勉強会でもやりました【キーホルダー】になった気分で上から吊られる感じでつま先立ちをして、前に倒れそうになったら骨盤を後傾に、後ろに倒れそうになったら骨盤を前傾にする意識をして、揺れずに立てるバランスを探し、そのままスッと足を地につけて、もう一度スマホで撮影して姿勢を確認してみましょう。


どんな運動も姿勢が正しくないと効果は半減どころかものによっては、疲れるだけという結果にもなりかねません!




2. 毎日のストレッチ


柔軟性を維持するためにできる簡単で動かない静的ストレッチや、動的ストレッチなど、ストレッチは色々な方法があります。

賛助会員の専用ページで公開している、毎朝動き出す前のストレッチは、まず何から始めてよいかわからない方にはお勧めです。

特に股関節周りが硬い方で、ストレッチをやってこなかった方にはぴったりの5分メニューとなっています。


股関節が硬いと血行が悪くなり、老廃物がうまく排出されず、脚のむくみや冷えが生じやすくなります。また、代謝も悪くなり、太りやすく痩せにくいカラダになってしまいます。そのような状態で運動を行ってもなかなか効果が出ないという悪循環を生み出す原因にもなってしまいます。

朝、自分の時間を5分作るだけで壊しにくく代謝の良い体を作るルーティーンが身に付き、たった5分ですが、将来の自分に返ってくるものは大きいと実感しています。


ちなみに、私はこのストレッチを始めて半年後に行った健康診断で1.5㎝身長が伸びていてびっくりしました。

以前は加圧トレーニングやパーソナルジムにお金を払っていましたが、現在は経費ゼロで、ながら自主トレを生活に取り入れることで体力、体型を維持できています。

つまり、正しい姿勢で動くということの大切さを身に染みて感じているわけです。


3. やりすぎ注意!


ついつい早く結果を出そう! 私は硬いから人一倍やらなくちゃ! と思って無利をしていませんか?

体の声に耳を傾け、嫌がる形や伸びを無理強いしないことです。ストレッチをしていて、痛みを感じるポイントにぶつかったら、やめてください。ピリピリとなんか筋肉痛くて伸びてるんじゃない?と思いがちですが、それでは体を壊してしまいます。VTRなどを見ながらやると自分が画面に映るトレーナーに比べて同じ形にできてない!と必死に同じポーズに近づけようとするのは危険です。

もし、その境が自分ではわからないという方は是非一度トレーナーの予約をしてみてもらうことをお勧めいたします。 決して一人で無理してはいけません。


4. 深い呼吸と共に


意識的に呼吸をすることで、硬直や緊張を避けることができます。ストレッチ中に深呼吸をすることを忘れないでください。ついつい一生懸命やると知らないうちに息が止まっていることありませんか? 

それでは伸びたい筋肉も固まったまま伸びてくれません。

よく「いつのタイミングで吐いていつ吸うんですか?」と聞かれることがあります。

ヨガ等では、決まったタイミングで呼吸を吐いたり吸ったりしますが、まずは頭で考えるより、深い息をしながらストレッチをやってみてください。そのうち、ご自身が心地よい呼吸とストレッチの動作がシンクロする時がやってきます。それまでとにかく息を止めないでリラックスしながらやろう!ということに集中しましょう。



いかがでしたか? 体に柔軟性がない人ほどストレッチは辛くて敷居が高いものです。

でも、体を伸ばす、姿勢を正しくするという行為は、誰にとっても気持ち良い行為です。

一度に頑張らずに続けられる小さなことから始めることが大事!

1日5分続けていれば、1年で30時間ストレッチをやったことになります。

一度にグイッと伸ばすのは良くないので、5分から始めて気持ち良かったら朝晩の2回にしてみるなど、負担にならない自分なりのリズムを発見してみてください。

柔軟性を高めることは、開脚ができるようになることじゃありませんよ!



スパファンゴヘルシーエイジング協会では、4月に忙しい方でも、たったちょっとのことを習慣化するだけで疲れや不調が吹っ飛ぶ セルフケア法の体験合宿を開催します。

誰にでもできる簡単なことを取り入れるだけで、あなたの生活は一変します。

たった2日間、時間の都合をつけるだけでこれからのご自身の生活に大きな変化が生まれます!

最近疲れてる、ストレスたまってる、体力落ちてきたと感じる方にはお勧めです。

詳しくは、イベント紹介サイトをご覧ください。



進藤先生の朝のストレッチ動画をはじめ、エクササイズの基本解説動画、及び毎月のオンライン勉強会への無料参加ができる賛助会員への加入はコチラをご覧ください。


最後まで読んでいただきありがとうございました。

いつまでも健美に楽しい人生を!


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