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皮膚のトラブルを考える

  • 執筆者の写真: SPA FANGO
    SPA FANGO
  • 2020年7月20日
  • 読了時間: 4分

Con Salud.esというスペイン発の健康や美容に関するデジタルメディアの記事のなかから「なるほど」と思ったものを抜粋してお届けします。

今日は「皮膚のトラブルを考える」です。

疲れ、ストレス、睡眠不足などに身体が耐えられなくなってくると皮膚にトラブルが発症するという方は多いと思います。このブログを書いている私も長きにわたりアトピー性皮膚炎と診断され肌トラブルとは常に背中合わせで生きています。

人の体はそれぞれ違うので、一概に「原因はXXです」と診断するのは難しく、治療や完治も難しいと思います。個人的には万人に効く薬はないと実感しています。

だからといってあきらめてずっと悩んでいるのもイヤですよね。悩みが長ければ長いほど、どんな時に症状がひどくなっているかなと立ち止まって考えてみると改善策が見つかるかもしれません。

皮膚科に行って湿疹といわれれてもいろいろな種類があると思います。詳しいことは皮膚科医ではないので書きませんが、皮膚トラブルについてわかりやすい分類だと思った記事があったのでご紹介します。


一般的に皮膚炎や皮膚のトラブルといっても様々なものがあり、原因を断定するのは難しいのですが、肌の状態やトラブルになるきっかけ、他の病気などを総合的に考えると以下のように分類できると書かれています。

まずは、「アトピー性皮膚炎」

慢性的な皮膚炎で、多くは幼少期から皮膚の表面が乾燥し剥がれ落ちたり、強いかゆみを伴ったりする症状が表れます。特に症状が強く表れる部位は関節の内側や外側、臀部や頬などの柔らかい部分です。皮膚が剥がれ落ちたり、患部から透明な汁が出たりもします。またアトピー性皮膚炎を患っている方は、喘息もちであったり、季節の変わり目にアレルギー症状が出たりもします。皮膚の症状が悪化すると激しいかゆみを伴います。掻いてしまうと連鎖的に範囲が広がり、傷となり跡となって残るため、いかに掻き壊さないかが課題です。


次に接触による皮膚トラブルです。

これは成人に多くあるトラブルで、何か炎症を引き起こす外的物体を触ったことで引き起こされるものです。症状は、熱を持つ、赤くなる、かゆくなるです。症状が出やすい場所は手足と鼠径部です。原因となるものを特定し、接触を避ける対処をすることが必要となります。


3つめは脂漏性皮膚炎です。

この皮膚トラブルは、皮脂がたまりやすい、出やすい箇所におこなります。例えば頭皮、顔、耳の内部などです。表皮が黄色と白の鱗状になり、かゆみ、腫れ、赤味を伴います。

慢性的なトラブルですが、はっきりとした原因はわかりません。遺伝的なものだとする見解もありますが、ストレスなどの外的要因で発症するケースも多くあります。

決定的な治療法はなく、様々な処方がされていますが、共通して言えることは皮脂が多く出る場所の洗浄です。治療や洗浄としてサルチル酸、コールタール製剤、レゾルシノール 、ケトコナゾール、二硫化セレン、亜鉛などを含むクリームや洗浄剤で、いずれも洗浄し炎症を抑えるために他の皮膚トラブルにも処方されているものでもあります。


次は血行障害による皮膚障害です。

このトラブルは下肢部の血管に滞留してしまうことによるものです。症状が進行すると痛み、むくみ、だるさ、皮膚の硬化、皮膚の色が暗い茶色に変色してきます。

通常、皮膚科では軟膏や湿布、抗生物質、圧着靴下などが処方されます。いずれにしても血行を改善する生活習慣を取り入ることが根本的な改善につながります。


最後に貨幣状湿疹です。

これは、肌にメダル状の丸い斑点ができるもので、手足、臀部、体に現れます。気温や気候の激しい変化が症状を悪化させるといわれています。また冬は症状が出やすい時期でもあります。決定的な治療はなく、アトピー性皮膚炎同様皮膚科はステロイドやかゆみを止めるためのアレルギー剤などが処方されます。


記事では表れ方やどこにどのように症状が出るかによって分類されています。2番目の接触によるものと血行障害による皮膚障害は、予防策が他のものよりありそうですね。その他のものはいずれも、皮膚がかゆかったり、見た目が嫌だったり、表皮が剥がれたりなど似ている部分も多々あり、遺伝的なものあるかもしれないがわからないという点が共通していると思います。


30年以上皮膚トラブルと共存している私も寝不足が続いたり、不規則な食生活が3日以上続いたり、イライラすることがあると必ずと言っていいほど症状が悪化します。かゆみは何を塗っても改善されません。どこの皮膚科でも、名前は変われどほぼ同じ薬を処方され「これを塗ればかゆみはおさまる」といわれますが個人的にはおさまらず、ないよりマシぐらいな感じです。

そのため、自分で季節の変わり目にはストレスたまることをしない、睡眠をとるなどの注意を払い、かゆくなったらマグネシウムを含むファンゴベルデ(火山泥)を石鹸代わりに使ってぬるま湯で体を洗うようにしています。

今、コロナでいろいろなストレスや不安が日々ありますよね。肌は体調や心の状態のバロメーターだと思います。

ベストな睡眠時間、食生活、簡単な運動、誰かに思いっきり愚痴る!など自身に合ったストレス発散の方法を考えてみるのが大切かもしれませんね。







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